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2013年07月02日

和佐又山キャンプ場、大普賢岳登山

6月29日~30日、和佐又山キャンプ場をベースに大普賢岳周回コースにチャレンジしてきました。

以前から登ってみたいと思っていた大普賢岳ですが、
小さい子連れではなかなか厳しそうなコースなので訪れる機会がありませんでした。
たまたま友人が和佐又山キャンプ場にキャンプへ行くと聞き、
友人の会社の先輩、更にその連れの方々が大普賢岳に登るとのこと。
これはチャンスとばかりに初対面の方々に混じって同行させていただきました。


私は29日予定があってキャンプは無理。
でも翌朝のスタート時間を考えると前泊したい。
という訳で用事を済ませてから出発、21時頃和佐又山キャンプ場に到着しました。


到着時濃い霧でヒュッテ前の駐車場に車を停めるも先着している友人のサイトが分らない汗
なんとか迎えに来てもらって無事に友人と合流。
朝早い登山組の方たちはちょうど寝入った頃でした。

和佐又山キャンプ場、大普賢岳登山


食事も摂らずに車を走らせて来ましたがとりあえず落ち着きたいのでまず設営。
手持ちで一番設営が楽なMountain Equipment AR Ultralite2 です。
幕を広げ6箇所ペグ打ち。
インナーはフライにぶら下がっていますので(取り外しも可能です)
2本のポールを潜り込ませればとりあえず立ち上がります。

設営後夕食ですがなんだか空腹のピークを過ぎてしまってフライパンで少量の肉を焼き、
同じフライパンでラーメンを作ると言う山仕様な夕食で簡単に済ませました。


標高1100mくらいに位置するキャンプ場なので肌寒いくらいで焚火に当たるのが気持ちいい気温でした。
ただ明かりに集まる虫の数が凄くて。。。
調理しているフライパンにもガンガン飛び込んできますガーン
「ネギ」かと思ったら「小さいバッタ」だったりタラ~
食事は明るいうちにどうぞ(笑)



和佐又山キャンプ場、大普賢岳登山

翌朝を考えると早く寝なきゃだったんですが結局マッタリとしてしまいました。
日付が変る頃になると霧が晴れて満天の星空に黄色い星

「こりゃ明日は晴れだな~」
期待感一杯で眠りに付きました。。。


続きを読む前に
和佐又山キャンプ場、大普賢岳登山

翌朝5:30頃に起床して朝食と出発の準備。
少し風が強く半袖では寒い感じです。
このときは青空が見えていました。。。が、
スタートの7時前になると山の上部は随分ガスで白くなっていましたガーン


まあ、大峰の山ですからね。
曇りに遭遇する確率が高いのは仕方無いでしょう、と自分に言い聞かせます(笑)

同行していただく皆さんとご挨拶、それぞれ自己紹介していただきました。
今回のパーティは私も少し利用させていただいている「ヤマレコ」の繋がりだと聞いてビックリビックリ
基本的に人見知りな私、緊張しながらの出発です。


和佐又山キャンプ場、大普賢岳登山

キャンプ場を抜けて徐々に高度を上げ和佐又のコルへ。
ここがキャンプ場からの道と和佐又山山頂へのルート、さらに大普賢岳周回ルート発着の分岐点になります。


和佐又山キャンプ場、大普賢岳登山

この辺りではまだ回りの山並みが薄っすらと見えていたのですが
ここから先は登るほどにだんだんガスが濃くなる感じです。


和佐又山キャンプ場、大普賢岳登山

大普賢岳らしい大岩?が姿を現し始めました。


和佐又山キャンプ場、大普賢岳登山

朝日窟
こういった修験道の行場跡が次々と見られます。


和佐又山キャンプ場、大普賢岳登山

そそり立つ大岩壁はスゴイ迫力です。


和佐又山キャンプ場、大普賢岳登山

大普賢岳のピークへのルートは明瞭で安心ですが、
普段歩く近場の山と比べると平坦に近い巻き道でも
相対的に幅が細く、足を滑らせたり躓いたりすると怖いなぁと思うところも多かったです。


和佐又山キャンプ場、大普賢岳登山

で、日本岳(1550m)に到着。
看板が無ければピークだかなんだか分らないようなところです(笑)


和佐又山キャンプ場、大普賢岳登山

もうここから先は完全にガスガスワールド(笑)
雨が降ってないだけ良しとしましょう・・・この時点ではシーッ


和佐又山キャンプ場、大普賢岳登山

素晴らしい景色が望める筈の石の鼻からの景色も真っ白。

んん~残念。。。


和佐又山キャンプ場、大普賢岳登山

小普賢岳のピークは踏まずに巻き、奥駈道へ合流すれば大普賢岳の山頂はすぐそこです。


スタートから約2時間。
9時頃に山頂へ到達!
コースタイムが2:20なので少し早いペースだったようです。

和佐又山キャンプ場、大普賢岳登山

大普賢岳(1779.9m)


和佐又山キャンプ場、大普賢岳登山

眺望は・・・全くナシガーン


大普賢岳山頂のピストンならここで大きな達成感に浸るところですが今回は周回コース。
コース全体からすると山頂は序盤でまだまだ先は長~~い。
あまり感慨はありませんでした(笑)
休憩して再出発です。


山頂から少し、眺望の良い水太覗に到着するも相変わらず真っ白。
この辺りからとうとう雨が降り出しレインウェアを装着ですタラ~
テンションも下がり気味でカメラはザックの中へ・・・
大雨にはならないものの、降ったり止んだりの繰り返しで改めてカメラを出すことはありませんでした。
防滴のOM-Dが欲しい・・・


と言う訳でここから先はスマホでの僅かな写真だけです。


しかもレインを着用してから少し歩いたところで足を挫く・・・
痛いなりに歩ける程度だったから良かったですが、
ここから先へ行くと4時間、戻っても2時間半。
これで歩けなければ遭難者です。
危ない危ない汗

梯子や鎖場。
コースとしてはこの先とても面白いです。
ただ、テンションが・・・(笑)


少し痛む足をごまかしながら下り10:00に稚児泊
少しですがテントが張れそうなポイントです。

天気はもう一つですがここで昼食。

和佐又山キャンプ場、大普賢岳登山


今回初めてパスタに挑戦!
ソースを和えるだけのたらこスパゲティ食事
出来上がった頃に雨が降ってきたので写真ナシ(笑)
ソースのバリエーションも何種類かあるようなので
また試してみようと思います黄色い星


テンション下がって疲れ気味であまり食欲は無かったんですが
他に無いのでこれを食べなきゃ仕方ありません(笑)


ゆっくりしていても濡れるだけなので汗
食べ終わったら早々に出発です。


また下ったり登ったりで七曜岳のピーク。
和佐又山キャンプ場、大普賢岳登山

やっぱり真っ白ガーン
狭いピークで一組食事をされていたので写真を撮って程なく出発します。


ここからがよく言われる激下りです。
1.5km位の距離で一気に600mほど下ります。
和佐又ヒュッテの標高より低いところまで下りますからね。
下り過ぎです(笑)

途中広いところをテープを頼りに歩くところがあり、迷いやすいポイントかなぁと思います。
そこを過ぎるとつづら折の下り。ここは落石注意のポイント。
落石を起こすと間違いなく先行者にヒットしてしまいそうなところで慎重に足を運びます。

皆さんペースが速いし滑る足元に気をつけるのに必死で写真なんて撮ってられませんでした。
標高も下がってくるのでレインウェアが暑~い汗

そうこうして辿り着いた底が無双洞

和佐又山キャンプ場、大普賢岳登山

こんな滝の見られるポイントでした。
スイマセン、疲れててただ撮っただけの写真です(笑)

聞いた話だと普段より随分水量が多かったようです。
冷たい水で顔を洗い口を潤ししばらく休憩。
私的にはこの下りで足を使いきってしまった感じでした・・・タラ~


沢を渡ってからが最後の登りです。
余裕があればきっと楽しい梯子と鎖の連続。
余裕が無かったのでこれが辛い辛い。。。
この辺りでまた雨が降り出してきて追い討ちです。

落石の危険性がかなり高くってあまり距離を詰めると危ない→
順番を待ちながら登る→休憩できる(笑)

これでなんとか登りきれたって印象ですテヘッ


急登を終えてもここからまだ1時間ほど巻き道を歩き
ようやく朝通った和佐又のコルへ戻ってきました。
やっと先が見えて一安心。
途中休みたかったんですが誰も休まないので頑張りました(笑)
という訳でなんとか無事に14時頃下山完了黄色い星


ルート全体で距離は10km強と特別長いわけではないですがその中で1000m以上の標高差。
全体的に天気が悪く眺望がなかった為どうしても先を急ぎがちになってしまったこともあるでしょうか。
当初8時間を想定していましたが結局7時間で帰ってきました。
コース終盤に待っている激下り→激登りがホントきつかった~汗
雨の影響か虫が少なかったのは救われました。


2日経った現在挫いた足首が少し腫れ、太ももを中心に筋肉痛に見舞われています。
歩いてた時は「もう2度と来ない」と思ってましたが、実はすでに「また行こう」とか思ってたりして・・・テヘッ


<メモ>
スポーツドリンク 1.8L (ほぼ飲みきった)
水 0.75ml (パスタ茹でる+予備)
のんある気分 350ml (飲まず)







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この記事へのコメント
お疲れ様でした。
雨だったので足元も悪く大変でしたね。捻挫、筋肉痛は大丈夫ですか?

七曜岳から無双洞の間は、登りも下りも経験しましたが、難所ですよね。
ここのコースより眺望の良いコースはいっぱいありましたが
コースの面白さという点では、ここに優る所は少ないんじゃないかと思っています。

次に行く機械がありましたら、とりあえず晴れ狙いで行きたいですね。
逆回りもまた楽しいものですよ♪
Posted by ☆bridge☆bridge at 2013年07月03日 07:18
☆bridgeさん

おはようございます^^
まだ筋肉痛と足首の痛みにを感じながら通勤しております(笑)

言われるようにホントにダイナミックなコースでした。
ガスが濃かったせいか高度感を感じることはあまりありませんでしたが(笑)
梯子、鎖場があれだけ出てくるコースもなかなか無いのでしょうね。
楽しめる余裕が無かったのが悔やまれます^^;

逆周りというと、いきなり鎖を下った後にアレを登るわけですねぇ・・・
考えただけでしんどいですわ(笑)
Posted by hazukinmanhazukinman at 2013年07月03日 09:00
これは辛そうやな~。

のんある気分にはなれんかったわけやね(笑)

ここは以前私も☆bridgeさんに勧められて、キャンプしてから、
家族で登ろうと何度か計画したことはあったけど、実行には移
してなかってん。
その時はもっと短いコースを計画していたような・・・?
でもここはこのコースがいいんやろね。
山熱が冷めた今の我が家ではハードルが高すぎるわ。
Posted by *nabe at 2013年07月03日 09:53
*nabeさん

久々にきついな~と思いました(>_<)
私的には弥山テン泊の最後の階段のしんどさと似たものを感じました。
最後の登りの後、1時間のトラバースは惰性で歩いてましたからね(笑)

コースの醍醐味は終盤ですけど
ファミリー向けとしては山頂ピストンで十分楽しめると思います。
今回見られてませんが眺望の良さそうなポイントもありましたし。
なんと言ってもキャンプ地からすぐに歩き始められるのがポイント高いですね。
機会があれば行きましょう^^

って言うか和佐又ヒュッテへのあの坂道、
よく雪の時に上がれましたね。
白鳥の峠道よりきつくないですか?
Posted by hazukinmanhazukinman at 2013年07月03日 10:47
おはようございます。

大普賢ではご一緒いただき、ありがとうございました。
難コース、しかも天気も悪い中での周遊でしたが、楽しかったです。
これを機会に、また、一緒に山歩き出来るのを楽しみにしてます。

六甲山、金剛山はよく行ってます・・

よろしくお願いします。
Posted by amakawaya at 2013年07月04日 05:30
amakawayaさん

おはようございます^^

この日はご一緒させていただき有難うございました。
以前から行ってみたかった周回コース、ソロではちょっと・・・
と思っていたところ登られるのをお聞きし無理を言った次第です。
天気は残念でしたが、いろいろと良い経験になりました。

豪華料理の数々に有りつけなかった事だけが悔やまれます(笑)
またヨロシクお願いします^^
Posted by hazukinmanhazukinman at 2013年07月04日 09:10
こんにちは。

周回を行かれたのですね~。
レコの方も拝見致しました。

次は晴天の良き日を選ばれて下さいね。
いつかお子様と・・・歩けるといいですねっ。
Posted by anzanz at 2013年07月04日 14:11
ハズちゃん凄い!
キャンプ場で留守番は任して〜(^^)
Posted by なんつぃ〜 at 2013年07月04日 20:38
anzさん

噂通りなかなかタフなコースでした。
他のメンバーさんに遅れないように歩くので精一杯(^_^;)
天気は残念でした。。。早朝はいい天気だったんですけどね。

山頂ピストンならファミリーでもそのうち行けるかなと思ってます^^
Posted by hazukinman at 2013年07月04日 23:02
なんさん

キャンプと山を楽しめる良いところでしたよ♪
ちょっとハードでしたけどね( ̄∀ ̄)
近々行きます?
Posted by hazukinman at 2013年07月04日 23:07
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